2か月前にほたるが亡くなった。一番仲のよかった野良猫である。
3月くらいから元気がなくなってきて、最後にはほとんど姿を現さなくなっていたが、
亡くなる前日に這い出してきて、世話されているご婦人と一緒に保護した。
きっとご婦人の話している声が聞こえて助けを求めて出てきたのだろう。ふつう猫は死ぬ間際は姿を隠すというけど、あいつは出てきたのだ。
ガリガリに痩せ細っていて、元来の釣り目がさらに釣り目になっていた。チュールをやるとぺろぺろ食べたが、ほかの餌は食べなかった。
そのあとほかの世話されてる方も来られて体を綺麗に拭いてあげていた。私はこれが最後になると思い、撫でて写真を撮った。
それからほたるどうなったかなあと思っていたが、亡くなったと数日後に人から聞いた。あのあとご婦人がご自宅に連れて帰って、翌日亡くなったそうだ。
やつはほんとうに稀有な野良猫だった。とってもいいやつだった。あそこには他にもたくさん猫がいるが、あいつはどこか違っていた。気高く臆せず強いおとこだった。
なんだかあれな言い方になるけど、悩んでいる私に生きるということについて教えてくれたのはフロムとアドラーとほたるさんである。
今度はもっといい生き物に生まれてくるといいね。
0 件のコメント:
コメントを投稿