2012/02/24

2月24日 2

今日大学へ行くと、たくさんの受験生がいた。親御さんと一緒に来られている人が多かった。大学に着く以前から、京阪の出口から百万遍へ歩く間に、何度も受験生らしき人たちとすれ違い、下宿斡旋業者のアルバイトをしていると思われる学生らしき人も立っていた。

明日、2月25日から26・27日と、国公立大学の入試である。

私は受験生たちに混ざり、入試前日に張り出される注意事項に目を通した。何をやっているんだと思われるであろうけれど、これまで、前日に張られる説明書きを見に来たことがなかった。そこにはやはり、ごく普通の注意が書かれてあったが、「ここにちゃんと書いてあったのか!」と今更ながら気づかされる内容もあった。掲示板の前で受験生に囲まれ、傍からすれば受験生の如く立っていると、ぴりりとした、身が引き締まるあの感じが沸き起こった。自分が試験を受ける訳でも無いのに、まさにその新しい、且つ懐かしくもある感覚が蘇った。

私にとっては、五年ぶりに入試を受けなくていい2月25日、26日である。
そう考えると笑えてくる。新鮮でもある。この二日間はたいせつな日だ。毎年いろんなことがあった。出会いもあったし別れもあった。去年は集合時間に遅れそうだと思い、走ったが、でも時計台を拝んでいきたいと、わざわざ遠回りして正門から入った。大事な人に最後に会ったのはちょうど一年前の明日の夜だ。一番知られたくなかったのに、再受験のことを知られてしまった(笑)。

今日、注意事項を見ているときに感じたあの凜とした感覚は、なんというか、自分の原点だと思った。そこからすべて始まっているような気がした。春になると、まだ決して決まってはいないけど、新入生が入ってくる。この一年間で自分はぜんぜん成長していない。もちろん身につけた事もあろうけれど、今の大学の環境に慣れはしたが、成長はしてないと思う。
しかし、あの身の引き締まる感覚(緊張感ではない。緊張感と言うのかもしれないけど。)で、自分が遅れているという感覚は、どっかへ吹っ飛んでしまった。ただこれからを真剣にいきようという感覚だけだ。まるで棚上げしているようだ。まぁ、ええやん。

だけど、そのぴりりの感覚が過ぎ去ってしまうともう春眠欲であった。

しかしそうといっても、受験生を見ると、ただただ本当に「頑張って!」と心の中で思うのである。これから入試に挑む方々へ健闘を願っています。現役生も、浪人生も、何浪であっても、
この入試が第一志望なら、この試験で決まりますようにと、思っています。

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